レースアップブーツ

メンズのおしゃれな革靴。
ローファーを前回やたらおすすめしましたが、それは20代の方ならいいんじゃない?というお話。

こちらの記事。

 

30代、いや40代だとちょっと懐かしくも憧れてた、おしゃれな革靴があるんじゃないですか?
そう、レッドウィングです。

 

 

レッドウィングのおしゃれ靴はアイリッシュセッター

 

レッドウィングのアイリッシュセッターといえば、スニーカーのナイキ エアマックス95並みに流行りました。
さすがにエアマックス狩りならぬ、アイリッシュセッター狩りはなかったようですが(狩られた人がいらっしゃったらすいません)、まぁ、人気ありました。

特にアイリッシュセッター875。
通称「ハナコ」なんて呼ばれて超絶人気。
キムタクやダウンタウンの浜ちゃんも愛用してたことが人気に拍車をかけましたね。

8インチ丈の877も875が出る前から発売されてたんですけど、やっぱりコーディネートしやすくて履きやすい丈の短い875の方をみんな履いてました。

 

レッドウィングはそもそも作業靴のブランド

1990年頃には日本で大ブレイクしたアイリッシュセッターですけど、もともと作業靴ですからね。
アメリカのブルーワーカーが現場作業で履いてる靴です。

日本で言えばワークマンとか無法松みたいなもんです。
ワークマンは今でこそワークマンプラスとしてファッションブランドとしても大人気ですけど、ガチのワーカーが仕事道具を買うところがワークマンでありレッドウィングなんです。

そう考えると何がおしゃれになるのかわかんないもんですね。
こういうところがファッションの面白いところでもあります。

まあ、それを言ったらレッドウィングに限らず、ウエスコだってホワイツだってダナーだってみんな作業靴です。
「ワークブーツ」って言うくらいですから作業靴以外の何者でもありません。

それを「カッコいい!」とか言って飛びついて買ってる男がいたりするんですから、わかんないもんですね。
こういうところが女子に理解されないところでもあります(僕のことです)。



 

レッドウィングっぽいよくわからないブランド

 

じゃあ僕は当然レッドウィングのアイリッシュセッターを持ってるだろうと。
875か877かどっちだ? もしくは両方か?

はい、どちらも持ってません

どっかの記事で「まずは定番を買うべし」とか言っときながらアイリッシュセッターを持ってないなんて、ブーツホリックの風下にも置けません。

すいません。

これには理由があるんです。

アイリッシュセッターって僕の中では憧れすぎるブーツなんで、なんかおいそれと買えないんですよね。
当時中学生か高校生くらいでしたから、3万円もするアイリッシュセッターなんてまず買えない。

指を加えて雑誌とかでアイリッシュセッターを眺めてるのが精一杯でした。

そしてアラフォーもアラフォーな年齢になってきた今、正直買えます。
奥さんという中学生時代にはなかった高いハードルができてしまいましたが、このハードルさえ越えれば買えるくらいにはなりました。

でも、買えないんですよね、、、

憧れが強すぎたんですかね、、

なので、買ったのは古着屋で偶然見つけたよくわからんブランドのアイリッシュセッターもどき。

BIG JP


このブーツです。

箱には「BIG JP」。
MADE IN USAと書いてあるんで、おそらくアメリカの作業靴ブランドのうちの一つだったんでしょう。

ネットで調べてもぜんぜん出てこないんで今はもうなきメーカーなんですかね。

レースアップブーツ

どうですか? このたたずまいと色。

往年のレッドウィングのゴールドラセットな色じゃないですか。
トゥもモックトゥ。
ソールも白のラバーソール。

どっからどうみてもアイリッシュセッターの877です。
でも、ブランドはBIG JP。

意味がわかりません。

 

レッドウィングじゃなくてもワークブーツはおしゃれな革靴

でも、これ、意外に履きやすいんですよ。
全く知らない作業靴ブランドですが、そこはやっぱりガチの作業靴。
きっちり足を守る靴として仕上がっています。

よくみるとトゥのモック部分のステッチがズレてたり、なぜか予備の靴紐が1本しか入ってなかったりとアメリカンなクオリティですが、そこがアメリカ製のワークブーツのよいところ。

こういう雑なところを気にしてたら海外の靴なんて買えません。

無骨さを含めてワークブーツがおしゃれなんです。

 

まとめ

結局おしゃれな革靴について書くつもりだったんですが、実際に書いたんですが、おすすめしたのはよくわからないブランドのよくわからないアイリッシュセッターもどきでした。

ただ、ブランドにこだわらずに古着屋さんやリサイクルショップで、自分の感性に訴えかける革靴を探すのも大好きなんですよね。
そういう探し求める行為、別名「掘る」と言います。
掘る、買う、履く、磨く。
靴単体というよりも、この一連の流れが好きなんでしょうね。

今回書いてみて改めてなぜ自分が靴が好きなのか?というの認識できました。
って完全に自分のために書いたようになっちゃいました、、、

ここまで読んでくれたみなさま、申し訳ございません、、、
ただ、本当に掘るのは面白いですよ。

週末はぜひリサイクルショップに行ってみよ~!